夫婦2人暮らしにちょうど良い提案型住宅で省エネライフを実現
旭川市 モデルハウス
北海道教育大学に隣接する住宅街に2021年春、誕生した「旭町モデルハウス」。約61坪の敷地に建つ住まいは、平屋感覚で暮らせる提案型建売住宅です。「子育て世代から子育て卒業世代まで、幅広い年代のご夫婦の暮らしを想定してプランをつくりました」と、住宅事業部の村上雅人部長は話します。
建物の南側には吹き抜けを設けた開放的なLDK、北側に浴室から脱衣・洗濯室、ウォークインクローゼット、寝室をレイアウトし、1階フロア全体を回遊できる動線が設けられています。さらに、吹き抜けに延びるスキップフロアを上れば、子ども室や趣味室、書斎など多目的に利用できるロフト付きの洋室。「家事がしやすい動線、納戸や外物置などの充実した収納、暮らしやすさを隅々まで追求したことで、コンパクトな空間ならではの居心地の良さを実現しました」。
またオール電化住宅でありながら、ガス・灯油・電気を併用した住宅に比べ、光熱費が年間で約12万円も節約できる高い省エネ性も特徴。「公共建築を手がけている私たちは、一般住宅にも安心を長く提供したいと、住宅性能の向上にも力を入れてきました。この住宅も認定低炭素住宅の基準を超え、ZEH(ゼロエネルギーハウス)に近い性能を実現しています」。外は夏の強い陽射しが降り注いでいても、室内は朝の涼しさがそのまま留まっているような心地よさ。改めて、その性能の確かさが実感できました。