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2022.9.26

すっかり日も短くなり

すっかり日も短くなり、朝晩は火の気が欲しくなるきょうこのごろ。
我々の建設業にとっては、冬の到来を意識せざるを得ない時期となってきました。
しかしながら、まだ気候の穏やかな日も多く過ごしやすい季節でもあり
有意義に過ごしたいものです。
そんななか、北海道立旭川美術館で行われている「北斎展」に足を運び、
芸術の秋を堪能しました。
私も、はるか昔の学生時代、イラスト研究会というサークル活動(とはいっても実態は、
宴会や合宿以外は自主性を重んずる友好団体)で、
こういった展覧会に足繫く通ったものでした。
今回の「北斎展」で初めて実物の 赤富士、波富士等を目の当たりにして、大胆な構図と
独特の色使いに感動したとともに、意外に作品自体のサイズは小さく、
細部の緻密さに驚かされました。
又、これら代表作ともいえる「冨嶽三十六景」は、北斎60歳過ぎてからの作品で、
さらにこの後も、新たな技法や作風を探求し続けたとのことでした。
還暦を過ぎても、まだまだ新しい技術への挑戦を忘れてはならないと
教えられた展覧会でした。

「北斎展」は、11月27日まで、北海道立旭川美術館で開催中です。

田中雅己 63歳

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